ズームレンズと単焦点

こんにちは。
ARTISTAです。
単焦点でもズームレンズでも写真は上達します。

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ご無沙汰しております。ちゃんと生きてます。今日はズームレンズと単焦点レンズの話。最近はズームレンズしか使っていません。EF24-105mm F4LとEF-S55-250mm F3.5-5.6だけです。単焦点はあまり使わなくなってしまいました。単焦点のついているsd Quattroの出番も全くありません。

ズームレンズ

ズームレンズってやっぱり便利。
私が好んでズームレンズを使う理由は4つ。


レンズ交換の手間がない


レンズ交換って思いの外面倒です。その面倒なことから解放されます。レンズ交換がないってことはそれだけ荷物も減らせるわけです。例えばいつも使っているEF24-105mmを単焦点にしようとすると24mm、35mm、50mm、85mm、105mmと5本必要となりますよね。荷物が減るとフットワークも軽くなります。プライベートのお出かけに単焦点を持つことはほぼなくなりましたね。ガチ風景撮りはsd Quattroに単焦点のSFDモードです。


シャッターチャンスを逃す確率が減る


ズームレンズの最大のメリットは1本で多くの焦点距離をカバーできることです。このおかげで不意なシャッターチャンスを逃すことが単焦点よりも大幅に減らすことができます。私にとってこのメリットは非常に大きい要素です。
単焦点を使っている時にもう少し望遠があればもうすこし広角なら、、、なんてよくありました。シャッターチャンスを逃すことも多かったです。その逃したチャンスはもう二度とないかもしれません。ズームレンズに変えたらずいぶん減りました。


画質の差が気にならない


ズームレンズと単焦点を比べると単焦点のが画質面では有利です。しかしそこは並べて比べなければわからないところ。さらにいえば並べて等倍にしてじっくり見ないとわからないレベルだったりすることもあります。一枚だけ出されたら全くに気になりません。最近の私は高画質をさほど求めなくなったので十分ズームレンズの画質レベルでOKです。あと開放F値が大きく違いますが最初から開放ボケボケのイメージを少なくすれば現状問題ないです。


被写体が子供中心


これ結構重要です。仕事、プライベート共に子供の撮影が中心です。仕事はズームのが取れ高がいい。ロケで動き回る子供はズームのが有利。子供は最初の30分が勝負なのでちまちまレンズ交換も子供撮影は時間のロスになるのでこの点でもズームレンズを使います。プライベートでも縦横無尽に動く子供を単焦点でも撮ることは問題なくできますがズームレンズのが便利なので私はズームレンズ優先って感じです。
ちなみに単焦点レンズは明るさが有利と言いますがそもそもF値は明るさを調整するものと考えていないので問題なし。ISOかシャッタースピードで調整します。最近のカメラは高感度耐性がかなりあるのでISOで対応できることがほとんどです。被写界深度も比べなければさほど気にならないかな。私の求めているボケは十分に得られています。

ズームレンズは初心者?

私の意図した写真は撮れているので最近はズームレンズを使っています。で、最近言われたのが「キットレンズ使ってるの?ズームレンズ?初心者?」って言われてちょっとポカーンとなりました。なんでしょうね、単焦点は玄人、ズームレンズやキットは初心者って考えてしまう人たちって。写真をどう撮るか、何を撮るかでレンズは選んだらいいんじゃない?最近のキットレンズは思いの外よく撮れるんだぞ!

ズームレンズは横着になる、単焦点を使うと写真は上達する。←これが原因?

これはよく言われてますよね。私も写真を始めた頃そんな幻想に惑わされていた時期もありました。今は単焦点を使ったら上達できるなんて全く思いません。焦点距離が固定だから足で動いて撮る。「自分で動いて撮る」ここに単焦点の魔はあります。ズームレンズは便利で楽しちゃうから考えて撮っていないと思いがち。単焦点はあちこち動いて写真を撮ってると「撮っている気になる」ということに陥ります。で、実際に動き回って撮った写真はあなたがイメージした写真だったのだろうか。私は焦点距離縛りであちこち動いて撮っただけの写真は例えば「50mmだからここから撮った」という写真にしかならないと思っています。実際は「この写真を撮るために必要な焦点距離は50mmだった」でなくてはいけないと思います。

焦点距離が50mmだからその位置に立った、それともその写真が撮りたくてその位置に立ち50mmを使った、これって結構重要だと思います。前者の場合焦点距離で立ち位置や写真の内容を決めていて、後者は写真の内容に対して立ち位置や焦点距離を決めています。

私はイメージ先行型です。本来写真は自分でイメージ(内容)を決めて撮るものだと思っています。なので焦点距離を決めるのはイメージが決まったあと。その点で言ったら立ち位置を自分で決めてイメージした写真になるようにズームで焦点距離を決めているズームレンズのが本来の写真の撮り方ではないだろうか。というかそう思っている。

どういう写真を撮りたいのかを決める、そのイメージした写真を撮るにはどこに立てばいいのかを決める、それからその場の状況、焦点距離や被写界深度を考えてズームレンズを使うのか単焦点を使うのかを選べばいいと思う。

何も考えずにただ単焦点を使えば上達できるなんてありません。ぶっちゃけそんな程度の縛りならズームレンズをガムテで止めて焦点距離縛りしちゃえばいいじゃんってなりますもんね。むしろ単焦点のがボケボケに撮れるし足で動いて撮ってる気になるし上達したと思いがちになりそうな気がしてならない。

レンズは写真を上達させるものではありません。写真の上達はその人の意思だと思います。ズームレンズでも上達はするし単焦点を使っても上達します。大事なのはなんとなく撮るとか、単焦点を使えば上手くなるとか、ズームは初心者とかじゃなくてどう撮るのか意思を持って写真を撮ることが最大の上達への近道だと思います。


随分話が逸れましたが単焦点は大人を撮ることが増えたり趣味でどうしても使いたくなる要素がない限り今後使わないような気がしています。SIGMAの105mmも気になりますが手が出ませんね。
今後はEF70-200mmの3型に期待。スクリーンショット 2018 07 06 12 40 56安くなった2型のがコスパは良さそうですが長く使うことを想定して3型買いたいです。
物欲全開の欲しいものリストはこちらです。

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