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GFX100Sを実は買っていました
今日は私の新しい?カメラ、GFX100Sについてお話ししたいと思います。昨年の10月、実はGFX100Sを購入していました。購入した理由や使ってみた感想、そして私のライフスタイルにどのような変化をもたらしたかについてシェアします。
購入の動機
まず、なぜGFX100Sを購入しようと思ったのかについてです。長年、CanonのフルサイズカメラやSIGMAのフォベオンセンサー搭載カメラを使ってきましたが、次第にラージフォーマットカメラに対する興味が強くなってきました。フルサイズのカメラは素晴らしい性能を持っていますが、一億画素の圧倒的な解像度と、ラージフォーマットならではの描写力に強く惹かれました。
SIGMAはクワトロセンサーが全く合わず、壊れていなければ今でもDP2Merrillは使いたいぐらいです。
フルサイズ全盛の時代にあえて違う世界を見てみたいという、人と違ったものを使いたいというひねくれた理由からGFXを選びました。ラージフォーマットは、フルサイズと比較してセンサーサイズが約1.7倍あります。この差がどれほどの違いをもたらすのか、自分の目で確かめたかったのです。
GFX100Sの特徴
GFX100SIIの発表もありご存知の方も多くいまさらとは思いますが、GFX100Sのおさらいとちょっとした使用感。
102メガピクセルセンサー
GFX100Sの最大の特徴は、なんといってもその102メガピクセルの解像度!この圧倒的な解像度により、細部まで鮮明に捉えることができます。特に風景写真やポートレートでその威力を発揮し、細部のディテールまで驚くほどクリアに表現されます。
女性のポートレートははっきり写りすぎてしまうので要注意です!
X-Processor 4
このカメラには富士フイルムの最新画像処理エンジン、X-Processor 4が搭載されています。今やX-Processorは5世代目。4世代目でも十分使えますが、動体を撮りたい方や被写体検出を使いたい方はX-Processor5が搭載されているカメラを選んだほうが絶対に良いと思います。
というかよほど富士フイルムにしたいという思いがない限り普通に別メーカーのフルサイズやAPS-Cを買ったほうが良いと思う。
フィルムシミュレーション
富士フイルムといえば、フィルムシミュレーション!プロビア、ベルビア、アスティアなど、富士フイルムの伝統的なフィルムの色再現をデジタルで再現できます。お気に入りのフィルムシミュレーションを使い分けることで、様々な表現が楽しめます。
私が日常的に使っているフィルムシミュレーションはPRO Neg. Hi(プロネガハイ)。癖が少なく、RAWで撮影するときはほとんどこれ。
jpeg撮って出しの場合はクラシッククローム、クラシックネガ、ノスタルジックネガ、アクロス(ISO102400)をC1、C2、C3、C4に入れていつでも撮れるようにしています。
クラシックネガは擬似写ルンです仕様にして、カスタムに入れてシャッターを押せば誰でも撮れるようにしてあります。
5軸ボディ内手ブレ補正
手持ち撮影でもブレを抑えたシャープな写真が撮れる5軸ボディ内手ブレ補正が搭載されています。特に低速シャッターでの撮影に効果的で、夜景や室内撮影でも安心して使えます。
防塵・防滴・耐低温構造
GFX100Sは過酷な環境でも安心して使用できる防塵・防滴・耐低温構造を備えています。夏の熱にはめっちゃ弱い。5月の中旬、気温27℃ぐらいの日中に撮影していても警告つきます。
使用感とアクセサリー
使用感
GFX100Sを使い始めて感じたのは、持ちにくい。相当手が大きな人(外人さん)に合わせて作ってあるような気がします。手が小さい人には親指AFボタンが届かない。その理由に右手の親指の付け根の部分に出っ張りすぎているクイックボタンがめちゃくちゃ邪魔。出っ張りすぎ。
出っ張っているクイックボタンの上に親指の付け根を乗せないと親指AFボタンに届かない。しかし乗せるとツボ押し並みに痛い。
全体的なレスポンスやオートフォーカス(AF)は遅いものの、「はっ」とするような絵が撮れた時は感動する。特に一億画素の威力は凄まじく、トリミングも余裕なので望遠レンズがない場合もなんとかなる。高感度でもノイズが少なく、ACROSSを使ったISO102400でも面白い表現が可能です。
フィルムシミュレーションのおかげでJPEG撮って出しも楽しめるようになりました。マウントアダプターを使ってEFレンズも使用していますが、ケラれが多いため用途は限られます。それでも、アダプター経由でAFが使えるのは便利です。
AFの課題
動きものには全く向きません。瞳AFはそこそこ追いますが、速い動きには対応できません。コンティニュアンスAFもほぼ使えず、フォーカスマークが緑になってもピントが合っていないことが多々あります。追ってるだけ、合焦している風で全く合っていないこと多し!しかし、ピントさえ合えば一億画素の威力は絶大です。
運動会で走っている子供を撮影する場合、ゴールに置きピンして撮れば、F1.8でも高確率で撮れるし、GFX100Sの滑らかなボケ感でめちゃくちゃ綺麗な写真が撮れますが、我が子にそんなリスクなことをやろうとは思えません。普通にCanon使ってます。GFX100Sで走っている子供を連写するのは無理。できる人いるのかな?
レンズとアクセサリー
GF50mmは軽量で常用レンズとして最適です。F3.5ですが、ラージフォーマットのおかげでフルサイズでいうF2.8くらいのボケ感が得られます。AFも速く、一億画素の威力を十分に活かせます。ただし、レンズは全体的に高価で、追加で購入がなかなかできず悩みどころです。
VANGUARD VEO CITY CB 29、6リットルサイズのショルダーカメラバックにSigma135mmとGFX100SをGF50mm装着状態で入れると、パンパンになってしまいます。予備バッテリーや他のアクセサリーを入れる余裕がないのが難点です。やっぱりGFX100Sはでかい。
購入経緯
昨年の10月、GFX100IIの購入を検討していましたが、予想よりも高額だったためGFX100Sを購入することにしました。現在はGFX100SIIが発表され、価格もGFX100Sとほぼ同じなので、これから購入を検討している方にはGFX100SIIを強くおすすめします。最新モデルのBISHAMON-TEXはかっこいいですね。
ライフスタイルの変化
GFX100Sを手に入れてから、フィルムシミュレーションのおかげでJPEG撮って出しを多用するようになりました。以前はRAW現像に時間をかけていましたが、今ではその手間が省けてとても楽になりました。フィルムシミュレーションの楽しさにどっぷりとハマってしまい、毎回違うシミュレーションを試すのが楽しみになっています。
ACROSSので撮る超高感度撮影が面白い。ISO102400でノイズがすごいんだけど、味があるんです。
クラシックネガで撮る、写ルンです仕様もGFX100Sをインスタントカメラのように使えます。AFもほとんど気にせずに撮って、あの時代のような撮影体験を懐かしむのも良きです。一億画素の高解像も良いけど、ラージフォーマットを使ったインスタントカメラもこれもまた面白い。
さて、そんなわけでGFX100Sを買っていましたという記事でした。
次はレンズを買いたいですね!
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