sd Quattroが生活から消える

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今日は少しsd Quattroに対してネガティブです。あくまで私の被写体の変化によるsd Quattroへの想いの変化です。あんなに大好きだったFoveonを使わなくなってきたお話です。

過去記事:【sd Quattro】被写体の変化でカメラを変えたくなった

圧倒的高画質に疑問を持つ


私がFoveon機を使い始めたのはDP2 Merrillです。Foveonに魅せられていたのはあの独特な質感や他にはない圧倒的高画質でした。カメラの機能性を犠牲にしてでも圧倒的高画質があったからFoveonを使い続けていました。出掛けるときは必ずカバンに入っていたDP2 Merrill。それを受け継いだであろうQuattroシリーズ。それを信じて買ったsd Quattro。少しsd Quattroに疑問を持ちながらも意地でsd Quattro使い続けていた。
Foveonだからこそと思っていたその主観がポートレートに興味を持ち始めポートレートが中心になった今Foveonの魅力はあっという間に消えてしまいました。
そしてついにsd Quattroを持たずに出掛けるようになってしまいました。その代わりにカバンに入るようになったのは5D Mark IIIとiPhone6s。私の中で恐ろしいスピードでsd Quattro離れが進んでいます。たとえ持っていってもsd Quattroでシャッターを切ることはほぼなくなりました。

sd Quattroを使わない理由

操作性とテンポ


sd Quattroでもポートレート撮影は全く問題なくできます。私がsd Quattroを使わなくなったのは操作性とテンポが大きな要因。DP2 Merrillやsd Quattroしか使っていなかった時には操作性は特に思うこともなかったけど5D Mark IIIを使ったらどうしても比較してしまうものです。5D Mark IIIが私にとって非常に使いやすかったのでそうなると自ずとsd Quattroの操作性が悪く見えてしまいます。まずこの操作性からちょっとsd Quattro離れが始まりました。
次にテンポ。私はポートレートを撮影する時、露出のテストを行います。例えばストロボを2灯使う場合は、背景のテスト、1灯目のみのストロボのテスト、2灯目のみのストロボのテスト、2灯同時に発光させた時のテストと4回はテストします。でさらにそこからストロボの発光量を調節します。DPシリーズやsd Quattroをお使いの方ならわかると思いますが、高画質機ゆえに書き込みに時間がかかりテスト写真を確認するのに時間がかかります。対処法としてはテストのときは画質をJpgeのS-LOに落とすと快適にはなるのですがわざわざ変更するのも面倒な作業です。ここら辺のテンポも5D Mark IIIを使ってしまうとsd Quattroが劣って見えてしまって使わなくなってきてしまいました。


高画質


圧倒的な高画質。等倍にして「おー、解像してる!」なんて楽しんでいたあの頃が懐かしい。今ではそんなこともすっかりなくなり高画質に越したことはないけどそれが絶対とは限らないとなっています。高画質が素敵な写真になるとは限らないわけですからね。そう思ったのがiPhoneの存在です。もちろんその写真を鑑賞するモニターや印刷の大きさにもよりますが私が趣味として鑑賞する範囲ではiPhoneでも全く問題ないし仕事で使う場合も5D Mark IIIで全く問題ない範囲です。圧倒的画質が絶対と思わなくなってしまったら絶対Foveonじゃなきゃという思いも消えました。そんなことからいつの間にか風景やスナップまでも5D Mark IIIやiPhoneで良くなってしまった。


その他のあれこれ


あとはバッテリー持ち、熱警告からの電源落ち、X3Fファイル、RAW現像などなど書き出すと色々あって総合的に5D Mark IIIでいいかなとなってしまったわけです。
これを読んでsd Quattroって良くないんだって思わないでくださいね。決してsd Quattroが悪いってわけじゃありません。sd Quattroでもポートレートは撮れるし動きものだって撮れます。画質だってすごいです。あとはそれが自分に合っているかどうかだけですので。私は自分の頭の中と撮影スタンスにハマらなくなってきただけですので。

これからのsd Quattro

とりあえず売りません。手元に残しておきます。その理由はSFDモード。私はsd QuattroはSFDモード専用とすることにしました。SFDモードは唯一sd Quattroですごいと思っている機能です。なので固定静止画専用カメラで圧倒的画質を利用しようと思います。


物欲全開の欲しいものリストはこちらです。

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