明るいレンズ、暗いレンズ。

こんにちは。
ARTISTAです。
暗いレンズだって撮れないことはない。

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明るいレンズと暗いレンズ

カメラのレンズの話をしていると「明るいレンズ」「暗いレンズ」と言った表現を聞いたことありませんか?まだカメラを始めたばかりの人は何を言っているのかわからないかもしれません。


明るいレンズとは?


明るいレンズとは簡単にいうとF値が小さいレンズのことを言います。
レンズの表記は各社違いはありますが大体「EF24-70mm F2.8L II USM」のようなっています。←この場合F2.8と表記してある部分がF値となります。このF値が小さいと明るいレンズ、大きくなると暗いレンズと表現します。一般的にズームレンズはF2.8ぐらい、単焦点レンズはF2以下が明るいレンズの目安となります。ちなみにF値が小さくなるほど価格は高価なレンズになります。


F値による違い


F値の変化で2つの違いがでてきます。
1.F値が小さくなるほど「光を多く取り入れる」ことができます。なので暗い環境のところでもF値を小さくすればシャッタースピードを速くすることができます。
2.F値が小さくなるほど「被写界深度が浅く」なりボケが多くなります。被写界深度が浅くなるとピントの合う部分狭くなりボケが大きくなります。
暗いレンズはこの反対になります。F値が大きくなると取り込む光が少なくなります。なのでシャッタースピードを遅くするか、ISOで対応します。また被写界深度は深くなりピントの合う幅が広くなりボケが少なくなります。


EF24-105mm F4L IS USM


私は5D Mark IIIとEF24-105mm F4L IS USMのレンズキットを買いました。

このレンズのF値はF4です。ズームレンズでF4なので暗いレンズの部類です。このレンズの良いところは焦点距離の全域でF4で使用することができるレンズです。同じズームレンズにEF24-105mm F3.5-5.6 IS STMがあります。このレンズの場合はF値が焦点距離により開放F値が変わります。24mm側はF3.5で105mm側はF5.6になってしまいます。ズームレンズを購入するときはこの辺も注意しましょう。

暗いレンズは光やISOでカバーする

F4だって光やISOをコントロールすれば十分に明るい写真は撮れます。被写界深度が深い分、ボケ味が少ないだけ。日中の外ならボケが少ないだけで十分に撮影可能です。室内もストロボなどを使えばF4でも大丈夫です。問題は暗くて光も少ないときです。そんなときはISO感度を上げてカバーしましょう。欠点はISOをあげるとノイズが出ます。こればかりはしょうがないので高感度耐性が強いカメラを使うことをオススメします。
室内でこんな写真を撮ってみました。

自然光が入る室内でストロボ撮影。ISO100/F8でも光さえなんかすれば綺麗撮れます。しかもISO100なので現像もレタッチ耐性も抜群です。ボケはないですけどね(汗

まとめ

F4だったF8だって明るく撮れるます。明るい写真は明るいレンズで撮るってちょっと勘違いして明るいレンズが欲しくて欲しくて、でも高くて買えないってあなた。明るいレンズを買ったら明るく撮れるわけじゃないですよ。
もう一度光を見直して見てね。ボケボケ写真が撮りたいなら今すぐ明るいレンズを買おう!

追記:本当にレンズが大事かエントリー機を使って実験
【エントリー機】EOS Kiss X7にLレンズを付けてみた
【エントリー機】EOS Kiss X7にLレンズをつけてみた。パート2

物欲全開の欲しいものリストはこちらです。

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