sd Quattroは買っていいの?

こんにちは。
ARTISTAです。
sd Quattroを気になっていらっしゃる方が多いみたい。

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いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

ちょっとアクセス解析を見てみたら最近【sd Quattro】の記事を目的にアクセスが非常に多くなってます。sd Quattro Hが発売されたばかりというのも理由でしょうか。ちなみに私はsd Quattro Hは購入しておりません。理由は過去記事にも書いたりしているのでそちらをご覧いただけたら幸いです。

sd Quattro関連記事はこちら

アクセスされた方はどんな理由でアクセスされたのでしょうか。ここ最近はこんな感じ。
1位はセンサーダスト問題
2位はSIGMA Photo Pro 6.5
3位は被写体の変化


センサーダスト問題


やはり気になるのはセンサーダスト。Twitterなどでも報告が多いですよね。結論、sd Quattroのセンサーダストは多い!
機械である以上ある程度のゴミはしょうがないと思う。しかし、正直もうこれは欠陥レベルといっていいと思う。数ショットでゴミが付くっておかしいでしょ。SIGMAにクリーニングを出してもまたすぐゴミが付く始末。
さらに、、、
sd Quattro Hは対策らしいことをされたみたいですがTwitterにはセンサーダスト問題の報告が数多くあります。すでにクリーニングに出されている方もいるぐらい。まだ発売して間もないのにだ。いくらSIGMAでもクレームレベルだと思うよ。 クリーニングを無償にしてうやむやになってる気がしてしまう。
開放で撮ることが多い方はゴミは付いていても気にならないと思いますが、絞って空や風景などを被写体にしている方は注意が必要です。sd Quattroはセンサーダストが必ずつきますので覚悟しましょう。

過去記事:【sd Quattro】センサーダストに要注意!
追記:【sd Quattro】センサーダストを見てみた。

SIGMA Photo Pro 6.5


GPU対応やらMacで64bit化、高速化が期待された6.5。私のMacでは保存が10秒早くなった。以上です。
読み込みや処理に関しては6.4と全く変わりありません。またGPUはエラーでクラッシュ。SFDの現像はできるのですが保存時に内部エラー14でクラッシュ。

過去記事:GPUクラッシュ!
SIGMA Photo Pro 6.5がリリースされた!
追記:その後のアップデートでGPUエラーは解消されました。

写真自体は保存されているのですがSIGMA Photo Proの環境設定がリセットされる。これが他のユーザーでなっているかはわからないけど私はなっている。このおかげでSFDの現像が嫌になる。
sd Quattro HではDNG保存をできるようになったがFoveonを最大限まで活かせるのはDNGではなくX3Fであり、X3Fを現像できるのはSIGMA Photo Proしかない。よって、SIGMA Photo Proは絶対の通り道。数百枚の現像には骨が折れる作業でしかない。
これはSIGMAを選ばない理由にされてしまうのは間違いない。

追記:DNG関連記事
【sd Quattro】DNGでも悪くないよ
【sd Quattro】DNG撮影やめました

被写体の変化


過去記事:こちらも合わせて読んでね。
【sd Quattro】被写体の変化でカメラを変えたくなった

カメラは被写体によって変えたほうがいい。でもそんなにたくさんカメラを持つことができないのなら自分が撮る写真をもう一度しっかりと見返し見て欲しいな。
どんな写真が多かったです?風景?人物?
静止しているものが多いならsd Quattroを選んでも大丈夫!私みたいに風景から子供に被写体が変わるともう大変。もう一つカメラを買うことが確実になりそうです、、、。

追記:新しいカメラを購入しました。
EOS 5D Mark III を購入した。
sd Quattroは買いなのか?

で、最後に気になるところですよね。sd Quattroって買ってもいいの?って。買うなら根気が必要。


操作性


sd Quattroの操作性や撮影機能はMerrillよりも確実に進化をしていて使いやすくはなっていますが他社のカメラと比べたら雲泥の差。ある程度使いこなすには根気が必要です。手持ちでsd Quattroが輝ける時間帯も限られるかと思います。あとは素晴らしいSFDは三脚必須です。とにかく操作性は大手メーカーのカメラと比べたら劣ります。操作自体は慣れるかとは思いますが今一歩便利とは言えない。


撮影


カメラは見るものじゃなくて撮影するものです。その最大の目的である写真を撮るという行為もそれなりに根気が必要です。それが被写体待ちの根気ではなくカメラの性能を活かすための根気です。気軽にパシャパシャ撮れるようなものではありません。ISO感度もはっきりって使い物にならない。動体撮影は他社メーカーと比べたらシャッターチャンスが大幅に減ることを覚悟してください。連写性能は3.6コマ/秒です。


現像


X3Fで撮影を行いSIGMA Photo Proを利用するなら確実に根気と時間が必要です。私はSIGMA Photo Proで完結しません。ディティールと輝度ノイズを少しだけ触りTIFFに変換をしそれをLightroomでさらに追い込みます。2段階の現像になるので時間もかかります。SIGMA Photo Proだけで追い込む方はできる範囲も少ないので根気が必要と思います。

追記:【SIGMA Photo Pro】輝度ノイズ要注意

バッテリー


バッテリーの減りの速さが恐ろしく早いです。Merrillでバッテリー7個持ちを経験しているのでsd Quattroは随分持つようになりましたがやはり他社メーカーと比べてしまうと酷いものです。予備電池必須!


レンズ


SIGMAのカメラの純正レンズはSIGMAのSAレンズです。このSAレンズはSIGMAからしか発売されていません。よってSIGMAのレンズしか使えません。例えばCanonやNikonならSIGMAやタムロンなどのサード製のEFマウントレンズが数多くあります。撮影者はその多くのレンズ群からレンズを選べるわけです。しかしsd QuattroはSIGMAのレンズしか使えないので選べる範囲が随分減ります。またカメラとレンズの性能を活かすのなら新ラインのレンズしか対応していません。現状ラインナップは少ない。万が一欲しいレンズが駄作なら諦めるしかない。
こうこれ以上言う必要はないかと。興味本位なら買わないほうがいい。これ結論。
確かにsd Quattroは素晴らしいカメラですがバランスが悪いです。被写体が決まっていてそれがsd Quattroに合致すればもう最高のカメラです。実際にsd Quattroをメインで撮影をされている方も多くいらっしゃいます。私はサブで持つほうがいいかなと感じます。特にお子様がいらっしゃる方。sd Quattroはシャンターチャンスを逃すこと間違いないです。
家族やお子様重視なら、メインをバランス型のカメラ、趣味にsd Quattro。
もしくは、メインをバランス型のカメラ、趣味にdp Quattroシリーズ。
理由は家族やお子様の一瞬を逃さないため。一度しかないその瞬間をちゃんと撮りたいから確率が高いバランス型を選ぶ。あと、家族やお子様は室内取りも多いためです。以前EOS 30Dを使っていた。確かにその頃のが圧倒的に子供達が多く撮れてた。SIGMAに変えてからは子供達の写真は少なくなり風景が多くなったかな。
趣味重視ならメインを高級コンデジ、趣味にsd Quattro。家族やお子様は記録が残っていればいい。あとは目に焼き付ける!って選択肢もあり。
実際いいカメラを持っていると運動会など自分の目で子供を見ることが少ないと感じる。気がつくといつも我が子はファインダーの中って良くある。
狙った子供の写真が撮れないけど画質は最強。
と、
狙い通りに子供の写真が撮れるけど画質はそこそこ。
以前までは私は前者だった。でも今は後者に変わった。やっぱ高画質は撮れてこそ生きてくる。

追記:写真は好みという主観が大きく影響しますが、私はポートレートを本格的に初めてsd Quattroで撮るポートレートは好みじゃないと感じています。
その後のsd Quattro:sd Quattroが生活から消える

物欲全開の欲しいものリストはこちらです。

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